血圧を測定される患者
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ミカルディスを飲み忘れてしまった時はどうなるか

薬を飲むお年寄り男性

高血圧症の治療に用いられているミカルディスは、継続して服用し続けることを求められている薬です。
通常、成人なら1日1回、20ミリグラムの錠剤を2錠服用します。
症状や年齢に応じて服用量は増減しますが、どれだけ増やしても最大で1日80ミリグラムまでと定められています。
このミカルディスは服用量はもちろん、服用するタイミングも重要な薬です。

特に食事の影響を大きく受ける薬で、空腹時に投与された場合は食事後に投与された場合よりも血中濃度が高くなることが報告されています。
患者の症状によって、医師はこの薬を食前に飲むか食後に飲むかを判断します。
ですから医師から食後に飲むように指導されている人が、空腹時にこの薬を服用することは避けなければいけません。
薬の血中濃度が上がり過ぎて、血圧が下がり過ぎてしまう可能性があるからです。
ではミカルディスを飲み忘れてしまった場合はどうなるのでしょうか。

食前に服用するように医師から指示されている人の場合は、飲み忘れに気がついた時点で服用してもかまいません。
食前に飲むのと同じ状況ですので、薬の血中濃度をそれほど心配する必要がないからです。
気がついた時点で次に服用するタイミングの時間が近づいているのであれば、1回分をとばして次のタイミングで服用しても問題ないでしょう。
ただし食後に飲むように指導されている人は注意が必要です。
食後に服用するように医師から指示されている人は、空腹時の投与で薬の血中濃度が上がることが心配されている人です。
そのような人が飲み忘れたからといって空腹時にミカルディスを服用すると、血圧が下がり過ぎるリスクが発生してしまいます。
ですから食後に服用するよう指示されている人は、飲み忘れに気がついた場合でも、必ず軽食など何らかの食べ物を摂取してから薬を飲むようにしましょう。
なお、いずれの場合も2回分の薬を1度に服用するのは厳禁です。

ミカルディス以外に血圧を下げる時に利尿剤を使うこともあります。
利尿剤は余分な水分を減らすことで血圧を下げてくれるものです。
ただし、利尿剤を使う際はカリウムの不足に気を付けましょう。
食事やサプリで意識してカリウムを摂取することが有効です。